TOEICや英検などの試験でリスニングが苦手でお困りではございませんか?
私たちが学校で習う英語と言えば、文法とリーディングが中心でしたよね。
だからリスニング力・発音は上達しない訳です。
仕方がない事!
だからと言って、ただ英語を聞き続けるだけでは残念ながらリスニング力は向上しませんし、発音もよくなりません。。
私も大学入試のセンター試験では、リスニング約3割しか獲得できない程のリスニング苦手人間でしたが、これからご紹介する勉強法により、今ではTOEICのリスニングで約9割得点することができるようになりました!そして発音についても海外のお客様から褒められるようになりました。
それでは、どうやったらリスニング力を伸ばし、かつ発音矯正もすることができるのでしょうか?
リスニングのコツ!
まずは、「英語が聞こえる」とはどういうことなのか?リスニングのコツをご説明します!
それは..聞こえた文章を頭で絵でイメージするよう心掛ける!です。
例えば、”I have a pen.”を、「私はペンを持っています。」と直訳するのではなく、下の絵のように、「自分がペンを持っている様子」が思い浮かぶように意識します。
このように、聞こえた内容が頭の中で絵にできるようになると、リスニングが楽になり、点数アップにも繋がります♪
私も会社で通訳を頼まれたときは、この方法で何とか乗り越えています。(笑)
直訳をしようとすると、時間がかかりますし、不自然な訳になってしまうんですよね。(結果、訳せない!)
でも、頭の中で絵をイメージしながら英語を聞けば、日本語で絵の説明をするだけになるので、自分が関連する内容での通訳であれば、何とかできちゃいます。
発音をよくする+リスニング力を上げる、おすすめの勉強法!
それでは、最短で発音矯正・リスニング力を上げるためのたった一つの勉強法(ディクテーション+シャドーイング+自分の音声録音)をご紹介したいと思います!
ディクテーションとは?
まず、ディクテーションとは、CNN海外ニュースや映画のセリフなど、聞こえた英語を紙に書き出す事です。
シャドーイングとは?
聞こえた英文が言い終わるのを待たずに、そのまま真似して言ってみる事です。
5ステップのリスニング勉強法!
本題の勉強法は、下記の5ステップになります!
この勉強法は、リスニング力の向上だけではなく、発音の矯正にも効果がありますよー。
1. 好きな教材(海外ニュース番組・海外ドラマ/映画・TOEICなどの英語教材)を聞きながら同時にメモする。
💡まず最初は一文くらいでストップして大丈夫です。
2. 書き出した英文と教材の解答を照らし合わせて、書き出せなかった・間違えた部分を赤ペンで修正または追記する。
3. 同じ音声を繰り返し聞きながら、シャドーイングする。(最低でも5回くらい!)
💡何回も聞いていると、不思議と最初は聞こえなかった単語が聞こえるようになってきます。
4. 聞こえなかった言葉が聞こえるようになったら、今度は自分の声を録音してみる。
💡解答の文章を見ながら(できたら見ない方が良し。)、自分で発音する時に録音するようにして下さい。
5. 録音した自分の発音と、解答のネイティブの発音を比較してみて、ネイティブと違う部分を認識した上で、ネイティブの発音をさらに何回も真似してみる。
以上になります!
おすすめの教材
・TOEIC公式問題集
TOEICでのリスニングスコアをアップしたい方は、やはりTOEIC公式問題集を使うのが一番の近道です!
・海外ドラマ
何を見たらいいか分からないという人には、具体的には、FRIENDS・FULLER HOUSE・the BIG BANG THEORYなどがおすすめです!
カジュアルな生きた英語を学ぶことができます。
オススメのドラマを挙げましたが、やはり自分が好きなジャンルのドラマを見るのが一番身に付きます。

・TED
好きなテーマで検索して勉強すれば、リスニング力に加えて、教養も増やせますね(*´▽`*)
おわりに
たったの一文でそんなにしないといけないのか?!めんどくさー。と思いますよね。
でも、めんどくさいことをすると一番伸びるのです(^^)/
今回ご紹介した5ステップをきっちりやらなくても、例えば「今日はやる気あんまし出ないから、シャドーイングだけやろうかな」など、それだけでも◎
リスニングは、ただ聞くだけだけと効果は薄いですが、既に勉強したことのある音源であれば、意味を考えながら聞き流すのではなく「しっかり聞く」ように聞けば、それでも効果ありです。
特に、ある程度英語ができる人は、新しい音声でも、意味を考えながらシャドーイングをするだけでもリスニングのさらなる向上に加えて、発音矯正トレーニングにもなります。
5ステップのうちの一つでも毎日実行すれば、Every little helps (塵も積もれば山となる)です!
英語がペラペラの人ってキラキラして見えるかもしれませんが、勉強してペラペラになった人たちはみんな地道に努力をしてきているんです。
「~するだけで簡単に英語が聞こえるようになる!」のような教材に飛びつかず、一緒にコツコツと頑張ってリスニング力に加えて発音矯正も上達していきましょう!
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