英語が上達しないのには原因があった!英語を話せるようになる人・ならない人の特徴

英語

「頑張って英語を勉強しているのに、なかなか上達しない!」

「早く英語が分かるようになって、不自由なく海外旅行したい!」

「洋画や海外ドラマを字幕なしで見れるようになりたい!」

・・・など、なるべく早く英語が分かるようになりたいし、話せるようになりたい、なのに、思うように上達しないという人は、多いのではないでしょうか。

その中でも、留学なしで英語ができるようになったという人もチラホラといますよね。

そのように、英語が上達する人・しない人の違いはどこにあるのでしょうか?

 

私自身、アメリカに留学した経験がありますが、留学前は「留学さえすれば、自然と英語が話せるようになるだろう」と考えていました。

しかし実際は、英語環境にいるだけでは上達はしないことに、渡米後半年で気付きました。

また、会社員になって、社内で一部の人に英語を教えているのですが、私の生徒の中でも、最初は同じレベルだったのに、一年後は生徒の中でも上達した人・あまりしてない人の差が出ています。

英語指導の中で、上達する人・しない人の特徴が見えてきたので、今回は、そんな私の経験から考える、勉強しても英語がなかなか上達しない人の特徴と、上達する人の特徴をご紹介します。

あなたの英語が上手くいっていない原因を知り、確実に英語力をアップできる人になりましょう!

英語が上達しない人の特徴

英語が話せるようになりたいから、勉強しているはずなのに、上達していない、と言う人は、「英語が上達しない人の特徴」に当てはまっている可能性があります。

文法にこだわり過ぎる

英文を見た時に、「え、なんでそうなるの?この文法って..」と考え込んでしまったり、英語を話す時に、「文法を間違えないように話さなきゃ、、!」と意気込みすぎて、話すタイミングを逃したりしていませんか?

英会話で一番大切なのは、「相手に自分の言いたいことを伝える」ことです。

実は、ボキャブラリーや文法の知識が豊富で、綺麗な英語の文章を作れる人でも、その人に「相手に伝えたい気持ち」がなければ、不思議と伝わらないものなのです。

これは恥ずかしながら、留学初期の私の事なのですが、私は正しい英語を話さなければ!と発言一つ一つに気を付けていました。

でも、正しい文章になっているはずなのに、全然伝わらなかったのです。

それに対して、私よりも英語が苦手だけど、一生懸命伝えようとしている人の方が、なぜか周りの人は理解してくれて、聞こうとしてくれていましたし、友達ができるのも早かったです。

英会話を早くできるようになりたいと考えている人は、文法を気にしすぎる前に、「相手に伝えたい!」という気持ちを強く持ってコミュニケーションに挑戦する方が、友達もできて英語の上達も早くなるでしょう。

英語を話すことを恥ずかしがっている

私の生徒たちで、楽しく英語を話すために、イングリッシュオンリーの飲み会をしよう!ということになりました。

しかし、当日、生徒3人のうち、英語を積極的に話そうとしていたのはなんと一人だけだったのです。。。

積極的だった一人の生徒には、明確な目的があるので、一番モチベーションが高く、やはり他の生徒に比べると英語の上達が早いです。

英語に苦手意識を持っている間は、英語を話すのは恥ずかしいと思ってしまいますよね。

私もその気持ちはすごく分かります。

でも、話さないと上達はしないので、恥ずかしいという気持ちよりも、自分は話せるようになりたいんだ!という思いを意識して、間違えても大丈夫(誰でも間違うモノ!)なので、積極的に話してみるようにしましょう!

逆に考えてみると、恥ずかしがってやらない人が多いという事なので、頑張って話せば、それだけで他の積極的じゃない英語学習者よりも一歩先を行っていることになりますよ♪

「聞くだけですぐに上達」など手っ取り早そうな教材に飛びつく

脳科学の専門家も、脳は楽をしたがるモノだと言っています。

私たちが生きている経済社会も、「楽をしたい」という欲望によって成り立っています。

飛行機・電車・電話・メール・・・・などなど、なくても生きていけますが、そんな便利な物がなければ移動も人とコミュニケーションを取るのも、困難ですよね。

だから私たちは自分で頑張って移動したり、頑張ってコミュニケーションを取ったりせずに、交通費や通信費を支払ってでも「楽ができるサービス」に対してお金を払います。

英語の学習も同じで、なるべく楽に、すぐに英語を上達させたいと思ってしまいますし、「聞くだけで英語が分かるようになる!」などの簡単そうな勉強法を見ると、「おっ、良さそうじゃん!」と、飛びつきたくなります。

その考え方は、人間として自然なことです。

しかし、残念ながら、英語を楽に上達させる方法は存在しないのです。

地道に基礎を身に着け、インプットした基礎を外国人に向けてアウトプットしてやっと英会話を少しずつ身に着けていく。

洋画や海外ドラマも、勉強しながら見ていくと、部分的に分かるところが出てくる。

…と、英語学習は遠回りして地道に勉強し続けてやっと少しずつ少しずつ分かるようになるものなのです。

早く英語を話せるようになりたい!という気持ちを一旦抑えて、「自分の英語レベルは今どんな状態で、どういうプランで上達させていくべきなのか?」を客観的に考えて、継続できる英語学習プランを練るようにしましょう!

下の記事で、リスニング力の上達と発音矯正ができる方法をまとめています。

英語のリスニングが伸びない!発音も苦手!上達させるためのおすすめ勉強法
TOEICや英検などの試験でリスニングが苦手でお困りではございませんか?私たちが学校で習う英語と言えば、文法とリーディングが中心でしたよね。だからリスニング力が伸びない訳です。仕方がない事!だからと言って、ただ英語を聞き続けるだけでは残念ながらリスニング力の向上はできません。そこで、TOEIC350点➡850点にUPした筆者がおすすめのリスニングの上達する勉強法をご紹介したいと思います。

勉強法を探し続けて勉強した気になっている

早く英語力を上げたい!と、英語の勉強法を探し続けていませんか?

ネット上には、様々な英語の勉強法があふれていますが、英語を上達させるためには、基本的にインプットとアウトプットを地道に続けてくしかありません。

勉強法を探し続ける時間で、単語やイディオムを100個くらい覚えられるとしたら、それだけでもネイティブとの会話が100個覚える前よりは分かるようになっているはずです。

もしもあなたがボキャブラリーや文法が足りないと感じているのなら、まずは単語帳を一冊覚えてしまいましょう!

私のおすすめの単語帳は、「DUO 3.0」です。

現代英語の重要単語1600語と重要熟語1000語が凝縮されているため、一冊で基本的な単語も熟語もマスターできる、基礎固めにおすすめの単語帳です。

この1冊だけやり切って、TOEICの点数が300点ほどアップしたという人もいました。

 

単語も文法もある程度自信がついてきた、という人は、基礎固めの勉強はもうやめて、外国人と話す機会を増やしたり、自分が興味ある分野の英語の記事を読んだり、洋画や海外ドラマを見たりする中であなたの英語表現力の幅を広げるような勉強法にシフトしましょう!

どんな風に自分の勉強プランを立てたらいいのか分からないという人は、お問合せページから、私に相談していただいても大丈夫です。


英語が上達する人の特徴

英語が上手に話せる人って、言語の才能があるんだろうな、と思ってしまいますよね。

でも、アメリカの研究では、言語の才能を測るテストで結果が良くなかった子が、数年後には結果が良かった子よりも第二言語を習得している、という結果が出ているそうです。

では、どのような人が英語を話せるようになっているのでしょうか?

英語を上達させたい目的を周りにシェアしている

私の生徒で一番やる気のある人は、技術力があるのですが、仕事で外国人技術者と話すことができずに悩んでいます。

そのため、彼の目的は「外国人技術者とコミュニケーションを取れる技術者になること」です。

彼の場合、期限まで具体的に決めているため、逆算して学習プランを自分で立てています。

また、この目標を周りにシェアすることで、やらざるを得ない状況を自分で作っていることにもなりっています。

段階的に学習目標を立てていくと、その都度自分がどのレベルまで来れたかを振り返る事ができるので、なんとなく「英語を話せるようになりたい!」と考えて英語の勉強をするよりも、どうやって勉強していいか迷わなくなりますし、上達を感じやすくなります。

英語を使える環境を意識的に作っている

私の場合、1年間の交換留学では私が思う「英語ペラペラ」にはなりませんでした。

そのため、就職は絶対に英語が使える所がいいと決めて、入社後は実際に海外のお客様を担当させていただき、毎日英語を使う環境に身を置くことができています。

すると、アメリカ留学時代の友人とスカイプした時に、「なんか、留学時代よりも英語上達してない?!」と驚かれました。

仕事で英語を使うとなると、責任問題もありますし、留学時代よりも切羽詰まった状況で上達が早くなったのかもしれません。(笑)

忙しくても毎日英会話レッスンを受けている

私の生徒の一人は、会社の人なので、もちろん週5日間は毎日忙しく仕事をしています。

それにも関わらず、その人は毎朝少し早く起きて、30分オンライン英会話レッスンを受講しているそうです。

他の人に比べて明らかに上達が早いと思ったら、並々ならぬ努力を自主的にやっていました。

さらに、ただオンライン英会話を受講するだけでなく、自分でレッスンで話す内容を決めているため、毎回違う表現のインプット・アウトプットが効率よくできているそうです。

間違うことを恐れずにとにかく話してみる

間違ったら笑われるのではないかと、怖いですよね。

でも、私たちは英語ネイティブではないですし、間違うのは普通のこと。

間違いを恐れて話さないと、外国圏の人から見ると、「意見を持たない人」だと思われて、恥ずかしいことになってしまうのです。

それよりも、話さなければ上達できないので、積極的に発言するようにしましょう!

私の生徒でも、とにかく積極的に英語を話す人はやっぱり伸びが早いです。

新しく知った単語や表現を実際の会話で使うようにしている

これは留学中の仲間なのですが、彼女(A子とします)は私の知らない単語や表現をたくさん使って英語を話していました。

A子に、「なんでそんなに色んな表現知ってるの?」と聞くと、A子は、「新しく覚えたのを使うようにしてんねん。」と言っていました。

私はあまり覚えたものを積極的に使おうとしていなかったな、とその時気付き、その後は会話の中で使うようにしています。

アウトプットしていると、次に使う場面が来たときにも口からスッと言葉が出てきて、より定着するようになりますよ。

英語が上達する人は、総じてモチベーションが高く、行動力がある

今回の記事では、英語が上達しない人・する人の特徴をご紹介しました。

英語が上達する人は、総じてモチベーションを維持し続けていて、実際に毎日オンライン英会話を続けていたり、単語を毎日100個覚えることを実践したりと、何かしらの行動を圧倒的に起こしています。

一方で、英語がなかなか上達しない人は、英会話教室で週に1回2時間の英会話で満足してしまい、自分で勉強していないなど、上達する人に比べて行動が少ない印象を受けます。

 

言語のセンスと上達は関係がないことも言語学の研究でも分かっています。

英語のセンスがあるように感じられる人は、実は影で泥臭い努力をしているものです。

私も、毎日仕事で外国人と取引をしていますし、通訳をすることもありますが、それでも毎日英語記事を読んで知らない単語が出てきたら調べて発音まで聞いて、10回は発音するようにしています。

あとは頭の中で英語で考えるようにしたり、通勤電車の中では、Youtubeでネイティブの英語レッスン動画を観たりと、他にも色々と日々努力しています。

なかなか英語が上達しないと感じている人は、日々通勤電車の中や、歯磨き中にできる事を少しずつでもしてみると、いつの間にか上達していると思える日がくるので、ぜひ行動をするようにしましょう!

 




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自分にピッタリな英語勉強法が分からない!とお悩みのあなたに、あなた専用のおすすめ勉強法をアドバイスしています。

私自身もブログで様々な勉強法をご紹介しているのですが、勉強法一つ一つには、その人の目的やレベルによって、合う・合わないがあります。

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